こんにちは、FXさちおいくんです。
以前、こちらで、「相場の平均値に向かおうとするチャートの特性」を利用したトレードをご紹介しました。
今回は、インジケーターの中で最も有名な「移動平均線(MA)」の使い方について、一般的にはあまり取り上げられない秘密の方法をご紹介しようと思います。
普段は、初心者向けにFX情報を発信していますが、今回の内容は、少し中級者向けの内容となっています。
かと言ってFX用語が少し出てくるだけで、内容はそれ程難しくないですので、最後まで見ていただけたらと思います。
以下で説明するMAとは、移動平均線(Moving Average)のことです。
皆さんは、移動平均線(MA)と聞いてどんな活用方法が思いつくでしょうか?
例えば、以下のトレード活用方法を想像されたかもしれません。
- MAが右上に傾いていたら上昇トレンド、右下に傾いていたら下降トレンドと判断する。
- MAを表示させてグランビルの法則を使ってチャートを判断する。
- 3本の長期MA、中期MA、短期MAを表示させ、パーフェクトオーダーを形成していたら、強いトレンド相場と判断する。また、長期MAが横ばい状態で3本のMAが絡み合っていたら、レンジ相場と判断する。
- ゴールデンクロス、デッドクロスを見つけてトレンドの始まりを判断する。
移動平均線を使った勝ちやすいトレード
移動平均線を使ったトレードは、上で述べたように色々ありますが、今回ご紹介するのは、
長期MAに向かう動きを狙ってトレードする方法です。
この方法が、MAを利用するならば、最も使える方法だと長年のトレード経験から感じています。
では、以下の画像で順番に解説していこうと思います。

画像は、2019年12月頃の米ドルカナダドル(USDCAD)の1時間足に、長期MAと中期MAと短期MAの3本の線を表示させています。
MAはそれぞれ、
紫色の線:長期MA(100日移動平均線)
緑色の線:中期MA(50日移動平均線)
水色の線:短期MA(20日移動平均線)
を表示させています。

今回のトレードで注目するのは、紫色の長期MAです。
特に、1時間足に表示する長期MA(100日移動平均線)を見ることをおすすめします。
ローソク足の平均値に向かう特性

上の画像を見ていただくと、〇の位置でローソク足と長期MAがぶつかっているのが、分かると思います。
今回ご紹介するトレードは、この長期MAに向かう特性を利用したトレード方法です。
移動平均線とは、その名の通りある期間の価格の平均値を線で表現したものですので、相場の平均を表している線ということになります。
移動平均線の中でも、長期MAは長い期間の平均値を表しているということになりますので、広い範囲の平均値を視覚的に見つけることができます。
つまり、広い範囲に適応できるので、大きな流れがつかめるという事です。
以前、ご紹介した「平均値に向かうチャートの分析方法」や「平均値に向かうトレード方法」の記事でご紹介した平均値に向かうトレードと原理は同じですが、長期間で考えてみると、相場には必ず平均値に収束する特性がありますので、それを利用したトレード方法という事です。
エントリーポイント
次に、実際のエントリーポイントをご紹介します。

ローソク足は、大きく下落したとしても必ずレンジを形成して、下落は止まります。
反対に大きく上昇したとしても、必ずレンジを形成します。
エントリーポイントとは、レンジを形成した瞬間に長期MAに向かう方向にエントリーをすることです。
基本的には、逆張り手法になりますが、大きなレンジを捉えて価格の戻りを狙うトレード手法ですので、全く問題無しです。

画像でいうと、□のところで小さなレンジを形成していますので、下落したらレンジの部分で買い、上昇したらレンジの部分で売りです。
そして、移動平均線に到達した〇の位置で利確をします。
注意点としては、エントリーするロットを抑えることです。ロットを抑えてレバレッジを低くすることで、予想より逆行したとしても耐えられます。
長期的に利益を積み上げるには、すぐに損切することはおすすめしないです。チャートとは、上下しながら流れを作っていくものですので、狭い損切幅にしていると度々損切することになってしまいます。
世間では、損切が大事というように言われていますが、すぐに損切ばっかりしていては、損切貧乏になってしまいますので、基本的に損切をしない戦略を立てるべきです。
もちろん、時には建値決済や微損で撤退も必要な時もありますが、資金管理が適切でロットを抑えていれば、損切は最小限に抑えられると思います。
つまり、無駄な損切を減らせば、利益が積み上げっていきます。
このあたりの資金管理の方法は、少し抽象的ですので、別の記事でご説明します。
まとめ
以上、長期の移動平均線に向かうチャートの特性を利用したトレード方法をご紹介しました。
おすすめは、1時間足に表示させる長期MA(100日移動平均線)を着目して、トレードを行うことです。
僕は、4時間足に表示させたりもしますので、お好みで試していただけたらと思います。ただし、あまりにも長期足を使ってトレードすると、期間が長くなってしまうので、大きな値幅の逆行も視野にいれる必要があるので、難易度が上がります。
以上より、最初は1時間足に長期MA(100日移動平均線)を表示してみては、いかかでしょうか?
そして、小さなレンジが発生したポイントで、平均線に向かってエントリーです。
より素晴らしいのは、小さなレンジの中でも、できるだけ平均線から離れたポイントでエントリーをすることです。そして、移動平均線に到達すれば利確です。
そうすることで、より多くの利益が狙えます。
以上、平均値に向かう特性を利用したトレード方法をご紹介しましたが、されに理解を深めたい方は、過去記事を参考にしてみてください。
今後も、長年FXと投資でつちかってきた経験と知識をもとに役に立つ情報を発信できればいいなと思っています。
少しでも、参考にしていただけたら幸いです。