こんにちは、FXさちおいくんです。
FXの相場心理を読み解く勉強会17回目です。
前回は、「ポンド円(GBPJPY)」のチャートを用いて、みんながエントリーを怖がるポイントをご紹介し、みんなが怖がるところの方が実は勝ちやすいというお話をしました。
今回は、含み損を抱えたトレーダーの心理を利用する方法をご紹介します。
皆さんは、為替相場の価格がなぜ動くのかご存じでしょうか?
それは、大きな資金力がある人がわざと価格を動かしているからです。
例えば、ドル円を見てみてもチャートは、毎日波を形作りながら、価格が上下に変動しています。
基本的に相場に投入される金額が多いと価格が動きやすいです。
例えば、ドル円の価格が上がるという事は、ドルの価値が上がり、円の価値が下がっているという事です。
言い換えると、ドルが沢山買われ、円は沢山売られたということになります。
このように、人の操作によって買われたり売られたりするので、価格が変動するということです。
ただし、価格を動かすためには、億や兆の桁のお金が必要で、かなりの資金力がないと難しいです。
個人トレーダーが価格を動かすのは、ほぼ不可能ですので、個人トレーダーが勝とうとするならば、動かそうとしている人の心理を読み解いて流れに乗ればいいだけです。
なぜ、資金力がある人が価格を動かそうとするのかは、あとでご説明します。
価格を動かそうとしている人の心理を読み解くには、相場心理を理解する必要があります。
相場心理は、案外簡単に理解できて、チャート分析ができるようになるので、かなりお勧めです。
相場心理とは?
まずは、簡単に相場心理の説明をします。
チャートは、価格の上がり下がりで形作られていきますが、
相場のトレーダーの心理が影響して価格が上がったり下がったりしています。
心理の偏りで「買い」が多いと上がり、「売り」が多いと下がります。
つまり、相場心理が分かると価格が上がるか下がるか分かるというわけです。
画像「USDCAD1時間足」
実際のチャート画像を載せますので、なるべく沢山のチャートを見て相場心理に慣れていただけたらと思います。
解説の文章内には、分かりやすくするために
- 「初心者」・・・狙われる人
- 「プロ」・・・狙う人
という意味で、上記の言葉が頻繁に出てきます。
今回お伝えしたいことは、「チャンスまで待って、チャンスが来たらすかさずエントリーが重要」ということです。
上でご紹介したチャート画像です。
画像は、2018年2月頃の「米ドルカナダドル(USDCAD)」の1時間足です。

画像の左から始まって、少し時間が経つと下降して□(四角)の中でレンジを形成しています。
そして、画像中間にくると、一気に上昇している相場です。
勢いが強い上昇トレンドではなく、少し上昇したあとまたレンジが形成され、画像右側では、落ち着いた相場となっています。
まず、最初に上の画像の□(四角)で囲んだ範囲で売り注文をした人の気持ちを考えてみましょう。
四角の中で売りポジションを持った初心者は、①に到達すると含み損を抱えています。
人間の基本的な性質として、損は先延ばしにしたい特徴がありますので、多くの初心者は、簡単に損切をしないと考えて良いです。
プロは、多くの初心者が損切しない特徴を利用しようとします。
プロの最終的な目標は、初心者が持っているお金の多くを相場に落とさせることです。
つまり、初心者が含み損に耐えて耐えて、もうムリ!となった時に、損切をさせることを目標としています。
上と同じ画像です。

話を戻すと、四角で売りエントリーした多くの初心者は、①でもまだポジションを保有している状態です。
そして、損を確定したくないので、含み損に耐えています。
②に少し下がると、ほんの少し安心しながら、もっと下がってほしいと祈っています。
そんな風に願う初心者の気持ちとは裏腹に、プロは、多くの初心者をロスカットさせるためにさらに、米ドルを買いまくり、価格を上昇させていきます。
さらに、価格が上昇して③まで上昇したので、四角の中で売りポジションをもった多くの初心者の含み損は大きくなり、かなり悲痛な叫びをあげているはずです。
そして、④に一旦下げて、初心者を少し安心させます。
含み損を抱えてから2回目の安心するポイントですので、□(四角)で売りポジションを持った初心者の下落してほしい気持ちはさらに強くなっています。
④のところで、この時こそは下げてくれなければ、ロスカットされることも頭によぎるので、非常に焦っているはずです。
上と同じ画像です。

しかし、④を過ぎてさらに上昇してきました。
3度目の含み損が増える経験に、初心者の心は疲弊しきっていると思います。
そんな中、プロは最後の仕上げとして⑤まで一気に上昇させます。
勢いよく上昇した理由は、損切位置を⑤の付近に設定している人を、狩り取るためでもあります。
この時の、□(四角)の中で売りポジションを持った初心者の気持ちは、
一気に上昇するチャートを見て、この勢いでどこまでも上昇すれば、何も残高が残らなくなる!と、とっさに考え決済してしまいます。
多くの初心者に損切を実行させたので、プロの目標は達成です。
プロが買いまくった米ドルを売って価格を下げてきます。米ドルの価値が上昇している分、プロは利益を得ることができました。
以上、相場に関わるトレーダーの心理を説明しましたが、僕ら第3者トレーダーはその相場の心理を利用して利益をあげることが勝てる秘訣です。
つまり、プロが狙いそうな初心者が見つかれば、プロが動かしそうな方向へ注文を出すだけです。
プロが、儲けるにはどうするかを見つけてその流れに乗ってしまおうというトレード方法です。
このやり方は、心理を利用しているのでどんな相場にでも適応できて相場分析ができます。
チャートの形から判断するテクニカル分析より、かなり根拠があり有効なトレード方法ですので、ぜひ試してみてください。
上で説明したようなトレーダーがどう感じて、どう行動するかは、全体的な傾向としてお話しています。
もちろん、個人によって行動パターンは違いますが、大きな集団がどう行動する傾向があるかを考えることが、FXにとっては非常に大事になってきます。
また、初心者やプロと表現しているのは、説明上、狙われる人を初心者、狙う人をプロと分けた方が、分かりやすいので書かせていただきました。
まとめ
簡単に言うと、含み損を抱えている初心者が沢山発生していると判断できる箇所があれば、その初心者のロスカットをプロが狙うはずです。
つまり、含み損を抱えた初心者の含み損が大きくなる方向に、エントリーできれば、利益が得られるということです。
間接的に、ロスカットされたトレーダーの損失分が、利益として手元に入ってくるので、相場全体としては資金が人から人へ動いているだけと言えます。
これが、FXが「ゼロサムゲーム」といわれる由縁です。
それぞれのトレーダーの気持ちを相場から判断できれば、チャートの見え方が180度変わったものになります。
チャートの分析もかなり楽になるので、相場心理を習得は結構おすすめです。
それでは、次回の相場心理勉強会パート18にて、
引き続き、相場心理を交えたノウハウをお伝えしていこうと思います。
チラ見していただければ、勝てるトレーダーになる情報が見つかるかもしれません。
少しでも、参考にしていただけたら幸いです。