こんにちは、FXさちおいくんです。
FXの相場心理を読み解く勉強会18回目です。
前回は、「米ドルカナダドル(USDCAD)」のチャートを用いて、プロが狙いそうな初心者の損切位置を見つけて、プロが動かしそうな方向へ注文を出すというテクニックをお話をしました。
今回は、相場の格言「落ちるナイフはつかむな」の本当の意味を相場心理を交えてお話します。
皆さんは、「落ちるナイフはつかむな」という相場の格言はご存知でしょうか?
一度は、耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
「落ちるナイフはつかむな」とは、いったいどういったことをいうのでしょうか?
実際のチャート画面を使いながらご説明しようと思います。
こちらが、豪ドルニュージーランドドル(AUDNZD)の1時間足です。
最近の2019年11月ほどの暴落が発生したチャートです。

なぜ、資金力がある人が価格を動かそうとするのかは、あとでご説明します。
価格を動かそうとしている人の心理を読み解くには、相場心理を理解する必要があります。
相場心理は、案外簡単に理解できて、チャート分析ができるようになるので、かなりお勧めです。
相場心理とは?
まずは、簡単に相場心理の説明をします。
チャートは、価格の上がり下がりで形作られていきますが、
相場のトレーダーの心理が影響して価格が上がったり下がったりしています。
心理の偏りで「買い」が多いと上がり、「売り」が多いと下がります。
つまり、相場心理が分かると価格が上がるか下がるか分かるというわけです。
画像「AUDNZD1時間足」
実際のチャート画像を載せますので、なるべく沢山のチャートを見て相場心理に慣れていきましょう。
解説の文章内には、分かりやすくするために
- 「初心者」・・・狙われる人
- 「プロ」・・・狙う人
という意味で、上記の言葉が頻繁に出てきます。
今回お伝えしたいことは、「落ちるナイフは止まるまでつかむな」です。
上でご紹介したチャート画像の豪ドルニュージーランドドル(AUDNZD)の1時間足です。

画像の左では、暴落が発生し1時間の長い陰線でマイナス130ピップス下落しています。
画像では、短く見えますが、130ピップスとは結構大きな値動きで、
仮に1ロット(10万通貨)ポジションを保有していれば、13万円のマイナスになっています。
なぜ、暴落が発生したかというと、プロが価格を動かしたからです。
この場合は、プロの決済による売り注文と別のプロによる新規の売り注文が重なった為に急落しました。
初心者の取る行動
この暴落の直後、初心者トレーダーはどう感じているでしょうか?(ここでいう初心者とは、比喩表現で「狙われるトレーダー」という意味になります。)
次の2つの集団について考えてみようと思います。
- 暴落時に、まだポジションを保有していない初心者
- 暴落前に、すでに買いポジションを保有している初心者
上と同じ画像です。

1.暴落時に、まだポジションを保有していない初心者は、反発を狙って大きく下がったところで、買い注文を入れる人が多いと思います。
2.暴落前に、すでに買いポジションを保有している初心者の中には、大きく価格が下がったので、さらにナンピンを入れる人もいると思います。
つまり、含み損を抱えたまま、さらに買い注文を追加していく初心者も多いです。
チャート画像を見ると分かるように、暴落した直後はほとんど上昇することなく下がり続けています。
画像では-320ピップスまで下がっていますが、この後も下がり続け-400ピップス以上下落しました。
このように相場では、暴落時に価格が戻らず下がり続けることがよくあります。
相場の格言として「落ちるナイフはつかむな」と言われるのは、落ちるチャートに買いの注文をいれることは、価格が上昇せずに、イタイ目をみることがおおいからです。
上と同じ画像です。

暴落時に価格が上昇しない理由
なぜ、暴落時に価格が戻らずに下がり続けることが、発生するのでしょうか?
それは、ずばりプロが初心者をおとしいれるために買い注文を入れないからです。
なかには、買い注文も入りますが、圧倒的に売り注文の方が多いために価格が下落していきます。
価格が、下がり続ける相場状況では、買いポジションを保有中の初心者は、含み損が大きくなりすぎて、どうすることもできないと思います。
ただ、チャートを見つめて上昇を祈り続けているかもしれません。
つまり、プロは初心者が取りうる行動パターンと心理を理解していますので、初心者に相場にお金を落としてもらうために、売り注文を追加し価格を下げ続けます。
FXとは、ゼロサムゲームなので、初心者に相場にお金を落としてもらうようにもっていくことが、プロが稼いでいる方法になります。
まとめ
以上より、暴落時は、「落ちるナイフをつかむな」の相場格言の通り、買い注文を入れないことが良いと思います。
暴落相場では、逆に売り注文を入れる方法や
反発しそうなベストなタイミングで買い注文をいれて、少しの利益を狙う方法などがありますが、初心者におすすめなのは、エントリーせずに見送ることです。
そして、仮に含み損が発生しても耐えられるくらい小さいロットで取引をすることです。
今回は、暴落時における初心者の気持ちとプロの気持ちをご紹介し、どうして価格が下がり続けるのかをご紹介しました。
それぞれのトレーダーの気持ちを相場から判断できれば、チャートの見え方が180度変わったものになります。
チャートの分析もかなり楽になるので、相場心理を習得するのもレベルアップするためのひとつの方法です。
それでは、次回の相場心理勉強会パート19にて、
引き続き、相場心理を交えたノウハウをお伝えしていこうと思います。
チラ見していただければ、勝てるトレーダーになる情報が見つかるかもしれません。