こんにちは、FXさちおいくんです。
FXの相場心理を読み解く勉強会の3回目です。
前回は、なぜチャートの価格が動くのかを投資家の気持ちを感じ取ってみました。
今回も少しでもチャートから発せられる気持ちに慣れていただけるようにお伝えしようと思います。
相場心理の習得は、FX上達の近道ですので、
凄腕トレーダーになるためには、相場心理を読み解く力をつけるのもいいと思います。
相場心理とは?
そもそも相場心理とは?
チャートは、価格の上がり下がりで形作られていきますが、
相場のトレーダーの心理が影響して価格が上がったり下がったりしています。
心理の偏りで「買い」が多いと上がり、「売り」が多いと下がります。
つまり、相場心理が分かると価格が上がるか下がるか分かるというわけです。
画像1「GBPUSD1時間足」
実際のチャート画像を載せますので、なるべく沢山のチャートを見るほど相場心理に慣れると思います。
解説の文章内には、分かりやすくするために
- 「初心者」・・・狙われる人
- 「プロ」・・・狙う人
という意味で、上記の言葉が頻繁に出てきます。
さっそく、今日のチャート画像です。
説明を読む前に、一度相場心理を考えてみるのも訓練になって良いと思います。
では、解説です。
①番で売りエントリーした人の気持ち

2019年12月頃のGBPUSD(ポンドドル)の1時間足です。
GBPUSDの特徴として、トレンドが形成しやすいことと、ポンド関連の通貨なので値幅が大きい傾向があります。
①の付近では、価格が緩やかに上昇し、「そろそろ反転するかな」と早とちりする初心者が増えてきます。
そのような「反転するかもしれない」でエントリーしたところは、かなりの確率でプロやヘッジファンドに狙われるので、注意が必要です。
①で売りを入れた人は、②で含み益になりますが、利益が少額なので決済せずに大体の人は、持ち続けてしまうかもしれません。
人間には、利益が生じればもっと大きな利益が欲しくなるような感情が元から備わっています。(とても有名な理論でプロスペクト理論といいます。)
結局、微益で利確できなかった初心者の売りポジションは、プロの大量の買いによって、マイナス400ピップスの含み損となってしまいます。
仮に10万通貨1ロットの売りポジションを持っていたら、マイナス400ピップスは、マイナス43万5000円程の含み損になり、大変辛い思いをしなければならないですね。
資金量に対して、大きなポジションを持っていれば、大抵の人は、ロスカットさせられてしまうと思います。
ロスカットを避ける方法
このようなロスカットを避ける方法は、2つあります。
- 「後乗り」エントリーや「かもしれない」エントリーをしない
- ポンド通貨やマイナー通貨など、ボラティリティーの高い通貨は控える
1.については相場心理が理解できれば、自然と「後乗りエントリー」や「かもしれないエントリー」は減ってくるかと思います。
2.については、ポンド通貨やマイナー通貨以外でもたまに暴騰、暴落するときがありますが、上記を守っていただければ、大きな変動に出会う確率は減ると思います。
①で買いエントリーをした人
上と同じ画像です。文章と照らし合わしやすくするために何度も表示しています。

ちなみに、①で買いエントリーをした初心者の多くは①の価格帯の直下に損切を置きますので、②でプロの売りによって狩り取られています。
①の価格帯から②の先端までおよそ80ピップス下がっていますので、買いエントリーをした初心者も、ほとんど損切に掛かっていると思います。
つまり、①でエントリーした場合、損切幅をかなり広く持たない限り買いでも売りでも負けてしまうということです。
このようにテキトウな所でエントリーすれば、買いや売りのどちらのポジションでも負けてしまうところが、FXが難しいと言われる点だと思います。
③に到達したプロの気持ち

③に到達するまで、大量の買いを相場に投入したプロは、初心者のお金を相場に落とさせて、一仕事終えたという感じで安堵の気持ちで一杯かもしれません。
そして、プロは自分たちで買いまくったポジションはもう必要ないからということで、売りに掛かります。
すこし売り出して④まで下がりました。
その後も初心者は気を付ける必要があります。なぜなら、プロは一仕事終えたあとも常に罠を仕掛けようと考えているからです。
一気に下げずに④まで止めておき、また⑤まで上昇することで、初心者に「この勢いのまま上昇を続けるのかな」と思わせます。
そしてある程度、初心者の買いが入ったところで③で買った大量のポジションを売り出すと同時に、⑤で買った初心者のポジションをロスカットさせます。
FXでは、プロの動向を探ることもかなり有利なトレードに繋がると思います。
まとめ
今回は、プロやヘッジファンドの気持ちを意識しながら、解説してみました。
プロやヘッジファンドの目的は、安易なエントリーをしてしまった人を見つけて、相場にお金を落とさせることです。
つまり、損切にかけたり、ロスカットを狙ってきますので、その視点でチャートを眺めるようにすると、1段とレベルアップできるかと思います。
相場心理を利用したトレードのひとつとして、
ややこしいですが、
プロが初心者の考えを利用し、どう行動しようとしているかを
こちらが考えることです。
難しそうに聞こえますが、
意外に簡単です。
今後も実際のチャート画像を使っていろいろなパターンの相場心理を解説していきますので、
徐々に慣れてもらえたらと思います。
繰り返していると、自然と簡単に思えてくると思います。
それでは、次回の相場心理勉強会パート4にて、お時間ありましたらご覧下さい。
以上、ありがとうございました。