こんにちは、FXさちおいくんです。
FXの相場心理を読み解く勉強会4回目です。
前回は、プロが初心者の気持ちを読み取りどのように考え狙ってくるのかを解説しました。
今回も少しでもチャートから発せられる気持ちに慣れていただけるようにお伝えしようと思います。
相場心理の習得は、FX上達の近道ですので、
凄腕トレーダーを目指す方にとって、相場心理を読み溶ければ非常に強力な武器になるかと思います。
相場心理とは?
簡単に相場心理の説明です。
チャートは、価格の上がり下がりで形作られていきますが、
相場のトレーダーの心理が影響して価格が上がったり下がったりしています。
心理の偏りで「買い」が多いと上がり、「売り」が多いと下がります。
つまり、相場心理が分かると価格が上がるか下がるか分かるというわけです。
画像1「AUDUSD1時間足」
実際のチャート画像を載せますので、なるべく沢山のチャートを見ることで相場心理に慣れて行けると思います。
解説の文章内には、分かりやすくするために
- 「初心者」・・・狙われる人
- 「プロ」・・・狙う人
という意味で、上記の言葉が頻繁に出てきます。
さっそく、今日のチャート画像です。
説明を読む前に、一度相場心理を考えてみるのも訓練になって良いと思います。
①番で、売りエントリーした人の気持ち

では、解説です。
上の画像は、2019年10月頃のAUDUSD(豪ドル米ドル)の1時間足です。
AUDUSDの特徴は、レンジを形成しやすいことと、AUD関連の通貨はボラティリティが低い傾向があります。
①の付近では、下降トレンドが発生した後ということもあり、売りで入る初心者が少なからずいると思います。
もちろん、売りで入った初心者の損切をプロは狙いたいと考えています。
ここで、注目していただきたいのは、⑦で下降トレンドが終わったと早とちりして、買いを入れてしまった初心者が少なからずいるということです。
⑦で買いを入れた初心者の中には、その後もしばらく含み損を抱えたまま、
「はやく上昇してほしい」と願いながら不安一杯でいると思います。
⑦よりも以前に、⑦と同じ価格帯でレンジになっているので、⑦の価格帯における買い勢はもっと存在することになります。
そんな不安一杯の初心者を、②で買いを入れたプロは、⑦の価格帯まで上昇させて、助けようとはしません。
⑦の価格帯まで上昇させると、初心者が、建値決済できてしまうので、相場に流れるお金が減ってしまうからです。
以上の理由より、プロは②のところでは短期足の損切を狩り取るだけにして、その後、反転急降下していきます。
これが、よく言われるだましというやつです。
だましで、②に上昇したとしても、損切幅を広めに設定しておけば、損切に掛かることなく③か⑤で利益を得られるラッキーな相場だと思います。
③で利確したプロの気持ち
上と同じ画像です。文章と照らし合わしやすくするために何度も表示しています。

③では、プロがそれまでに買いを入れていたトレーダーの損切を大量の売りを入れて狩り取りました。
ある程度、損切を狩り取れたので、利確して④まで上昇させます。
売りの利確なので買いとなり上昇します。
プロやヘッジファンドは、大抵の場合すぐに②の価格帯まで戻さずに④の位置くらいで止めて、また⑤の位置まで下げます。
⑤の位置では、綺麗な下降トレンドの形になっているために、初心者の後乗りエントリーを誘いやすいからです。
③や④や⑤で後乗りの初心者が売りを入れたと見計らうと、それまで売りを入れていたポジションを買い戻しにかかります。
そうして、プロやヘッジファンドの買い戻しによって、価格は⑥まで上昇します。
この形が、チャートパターンとして有名なダブルボトムです。
底値圏でよく見られるダブルボトムを相場心理の点からご説明しました。
⑥に到達すると、①で買った人の含み損が消えて、建値決済をした結果一安心して、少し下がっていますが、チャートの右側に行くほど損切を狩り取るために上昇しているのが分かるかと思います。
僕の考えとしては、長期足が上昇トレンドであれば⑤の位置で買いエントリーをしてもいいかなと思います。
相場分析をしっかりすれば、十分優位性が高いポイントだと思います。
まとめ
今回は、AUDUSDについて相場心理をご説明しました。
特に、チャートではよく見られる形の「ダブルボトム」を相場心理の観点からご説明しました。
高値圏でよく発生する「ダブルトップ」の形は、基本的に解説した内容の売りと買いが逆だと思っていただけたら良いかと思います。
他にも有名なチャートパターンはたくさんありますが、形作られる際にトレーダーのどんな思いが影響しているか、考えることは結構良い訓練になるかと思います。
よく見る形でもどうしてその形になっているか、考えることでマーケットの心理を理解し、相場分析の精度を向上させることができると思います。
また、有名なチャートパターンにどんなものがあるかは、別の回でご紹介しようと思っていますので、少々お待ちください。
もしかしたら、記事内をお探しいただけたら、すでに公開しているかもしれません。
今後も実際のチャート画像を使っていろいろなパターンの相場心理を解説していきますので、
徐々に慣れてもらえることを願っています。
繰り返していると、自然と簡単に思えてくると思います。
それでは、次回の相場心理勉強会パート5にて、お時間ありましたらご覧下さい。
以上、ありがとうございました。