こんにちは、FXさちおいくんです。
FXの相場心理を読み解く勉強会5回目です。
前回は、よく相場に出現するダブルボトムのチャートパターンを相場心理の観点からどのように形作られるかを解説しました。
今回は、「カップアンドハンドル」のチャートパターンがなぜ発生するのかを解説しようと思います。
カップアンドハンドルも相場ではよく出現する形ですので、覚えておいて損はないと思います。
相場心理の習得は、FX上達の近道ですので、
億トレーダーを目指すなら、相場心理を読み解く力をつけるのもいいと思います。
相場心理とは?
まずは、簡単に相場心理の説明をします。
チャートは、価格の上がり下がりで形作られていきますが、
相場のトレーダーの心理が影響して価格が上がったり下がったりしています。
心理の偏りで「買い」が多いと上がり、「売り」が多いと下がります。
つまり、相場心理が分かると価格が上がるか下がるか分かるというわけです。
画像1「EURJPY1時間足」
実際のチャート画像を載せますので、なるべく沢山のチャートを見ることで相場心理に慣れていけるかと思います。
解説の文章内には、分かりやすくするために
- 「初心者」・・・狙われる人
- 「プロ」・・・狙う人
という意味で、上記の言葉が頻繁に出てきます。
さっそく、今日のチャート画像です。
説明を読む前に、一度ご自身で相場心理を考えてみるのも訓練になっていいかもしれません。
①番で、売りエントリーした人の気持ち

上の画像は、2019年12月頃のEURJPY(ユーロ円)の1時間足です。
ユーロ円の特徴は、ボラティリティが高く、トレンドが発生すると止まりにくく突き進むことが多いです。
では、解説にいきましょう。
①で急降下していますが、この理由は今までのパート1からの記事をご覧いただいていたら分かるかもしれません。
それは、プロやヘッジファンドが
買いポジションを決済したので売りが入ったことと、①で後乗りエントリーで買ったポジションを狩り取るために売りを入れたことです。
①で買いを入れた初心者は、含み損を抱えながら焦っていると思います。
含み損があれば、すぐには決済したくないのが人間の感情ですので、
多くのトレーダーは、含み損のまま持ち続けます。
ようやく③に戻ってくると、一部のトレーダーは含み損が無くなり安心するため一旦決済すると思います。
しかし、③に到達するのは、一瞬だけだったので決済できなかったり、
さらに上がることを期待して、決済しなかったトレーダーは、ずっと持ち続けることになります。
こういう「今後もっと上がってほしい」というような希望の感情が表れてきた時は、気をつけてください。
よくプロに初心者の感情を見透かされて狙われることが多いからです。
③で撤退しなかった初心者の気持ち
上と同じ画像です。文章と照らし合わしやすくするために何度も表示しています。

③で撤退しなかった初心者は、②の位置よりさらに下がることになるので大きな含み損を抱えことになります。
結果、④まで下がりました。
③から④まで110ピップスほどありますので、資金管理が出来ていなくて大きなロットでエントリーしていた方は、ロスカットされているかもしれません。
仮に、1ロット(10万通貨)で買いポジションを持っていればマイナス11万です。10ロットであればマイナス110万となっていました。
低ロットのポジションによって③から⑤まで含み損を耐え抜いたトレーダーもいるかもしれません。
今回は、たまたま⑤の価格帯まで戻ってきましたので、①や③で買いエントリーしていたトレーダーは、⑤に到達すると建値決済をするため、⑥に下がります。
買いの決済は売りになるからです。
⑤で撤退しなかった初心者の気持ち
上と同じ画像です。文章と照らし合わしやすくするために何度も表示しています。

しかし、なかには⑤で決済せず、「こんなに含み損を経験していたのだから利益がでるまで放置しよう」と考える欲張りなトレーダーがいるかもしれません。
この考えは、非常に危険ですので、逃げられるときにはなるべく早く逃げることをおすすめします。
先ほど言いましたが、欲張りな感情は、プロやヘッジファンドに高確率で狙われて悲惨な目になることが多いです。
チャート画像では、⑥を過ぎたあと急降下しています。
⑤から最も下の価格まで220ピップスほどあるので、これほど損切幅を広くしている初心者は、少ないでしょうから大抵は、損切に掛かってしまうと思います。
損切にかけた後は少し上昇していますね。
これらは、プロの思惑通りです。
カップアンドハンドル
上と同じ画像です。文章と照らし合わしやすくするために何度も表示しています。

上の画像には、相場でよく見られるチャートパターン「カップアンドハンドル」があります。
それが、③→④→⑤→⑥で形作られる部分です。
特徴的なのは、含み損に耐え抜いたトレーダーの決済によって、⑤の所で③と同値に戻ってくると⑥に下がることです。
まるでコーヒーカップに取っ手がついているような形から、「カップアンドハンドル」と呼ばれています。
もう一つ、チャートを注意深く見ていただくと、①→②→③でも「カップアンドハンドル」となっています。
つまり、①で買いエントリーしたトレーダーが②で含み損を抱えるも③に戻ってきたので、決済するため下がっています。
形は、悪いですが「カップアンドハンドル」と言えると思います。
まとめ
今回は、EURJPYの1時間足について相場心理をご説明しました。
特にチャートパターンとしてよく出現する「カップアンドハンドル」について相場心理を交えながら解説しました。
含み損を抱えているひとの感情が分かれば、次にどういうチャートが形作られるか予想しやすくなります。
ですので、ぜひ相場心理を習得していただけたらと思います。
他にも有名なチャートパターンはたくさんありますが、形作られる際にトレーダーのどんな思いが影響しているか、考えることは結構良い訓練になるかと思います。
よく見る形でもどうしてその形になっているか、考えることでマーケットの心理を理解し、相場分析の精度を向上させることができると思います。
以上、チャートパターンを用いた相場心理の解説をさせていただきましたが、少しでも勉強熱心なFXトレーダーの方の参考になれば幸いです。
それでは、次回の相場心理勉強会パート6にてお時間ありましたらご覧下さい。
ありがとうございました。