
こんにちは、FXさちおいくんです。
以前、窓埋めを狙ったトレードをご紹介したときに650ピップスというとてつもなく大きな窓があいたケースをご紹介しました。
では、OCO注文を出している時に大きな窓あきが発生して、決済指値と逆指値を飛び越したら、どういう約定結果になるのでしょうか?
上の文章では、なかなか伝わりづらいと思いますので、以下でじっくりご説明していきます。
OCO注文(オーシーオー注文)
まず、OCO注文とは、簡単にいうと高機能な予約注文のことです。
事前に設定した価格になれば、買いや売りエントリーを実行してくれると同時に決済価格と損切価格を同時に設定してくれます。
例えば、OCO注文は以下のようなことが出来ます。
99円の価格帯で推移しているチャートがあったとします。
そのチャートでOCO注文を次のように出しました。
パターン1
100円に上がった場合、100円で買いエントリーを自動設定。
そして、同時に損切を98円と利確位置を101円に自動で設定する。
パターン2
100円に上がった場合、100円で売りエントリーを自動設定。
そして、同時に損切を101円と利確位置を98円に自動で設定する。
このように、新規注文の予約と損切、利確の設定を同時に行ってくれる大変優れた機能になっています。
FXのチャート表示ソフト(MT4)など、ほとんどでOCO注文の機能は使えて、とても便利です。
予約注文を窓あきで飛び越えた場合は?
では、予約注文をしている場合、自動でエントリーを設定しておいた価格を、窓あきが発生して、価格が飛び越えた場合はどうなるのでしょうか?

例えば、上の画像のような大きな窓あきが発生する前に、予約していたOCO注文が大きな窓によって、価格が飛び越えた場合は、どうなるでしょうか?
結論からいうと、OCO注文の
- 利確位置を窓あきが飛び越えた場合・・・飛び越えた地点で決済される→つまり、利益が大きくなる
- 損切位置を窓あきが飛び越えた場合・・・飛び越えた地点で決済される→つまり、損失が大きくなる
以上のように、遠くで決済されることがあるので、損切を近くに設定している場合は、損失が大きく決定される可能性があるので注意が必要です。
OCO注文(オーシーオー注文)
では、今回の本題です。
OCO注文を出している時に大きな窓あきが発生して、新規注文の予約価格と逆指値の両方を飛び越したら、どういう約定の結果をするのでしょうか?
上でご紹介したパターン2の場合で考えると、
パターン2
現在価格は、99円の状態で、
100円に上がった場合、100円で売りエントリーを自動設定。
そして、同時に損切を101円と利確位置を98円に自動で設定する。
このように設定している状態で、
大きく窓があいて、102円で始まったとすると、どういう約定の仕方をするのでしょうか
FX会社のサポートセンターに問い合せてみたので、ご紹介します。
質問内容
金曜日の終値が99円の場合、売りの指値注文を100円&逆指値を101円で予約している状態で、
窓開けによって月曜日の始値が逆指値の価格より高い価格102円で始まった場合は、
指値注文はいくらで約定して、逆指値はいくらで約定しますか?
サポートセンターからの回答(全文を掲載しています)
この度は ライブチャットにてお問い合わせをいただきありがとうございます。
月曜日の始値が102円であれば、売りの指値注文@100が、その時に約定可能な価格にて約定するかと存じます。
実際に注文が入った際の価格に関わらず、売り指値注文に設定された逆指値の設定は
引き継いだ状態でのポジションとなります。オープン価格 @102 がすでに設定された
逆指値@101より高いため、ポジションオープンと同時に逆指値が発動し、決済される可能性があります。
ECN/STPのシステム上、ロールオーバー明けや指標発表時等の値動きが激しい場合、
お客様の設定した指値・逆指値でご注文が必ずしも約定/決済されることを保障するものではなく、
いくらで決済されるという詳細は、マーケットの状況にもよるため、回答しかねますことを
ご了承くださいませ。
結論
つまり、基本的には、指値で設定した売り注文の価格110円で注文が入り、すぐに窓あきの価格102円で決済されることが多いです。
ただし、早朝のロールオーバー時は値動きが激しいので、必ず想定通りの価格で決済されるか保障はできません。
という回答内容でした。
まとめ
今回は、OCO注文を設定している時に大きな窓あきが発生し、
価格が、新規注文の予約価格と逆指値の両方を飛び越した場合について、どの価格が約定するのかをサポートセンターに問い合せてみました。
簡単にまとめると、
- 指値(利確注文)や逆指値(損切注文) → 窓あきの開始価格で決済
- 新規注文の予約価格 → 窓あきに関係なく予約価格が通る
という結果でした。
もう少し、詳しく言いますと、
価格が、新規注文の予約価格と逆指値の両方を飛び越した場合は、
新規注文が設定した価格で入ると同時に、設定した損切価格を飛び越して、窓あきの不利な価格で決済されるということです。
つまり、指値(利確注文)や逆指値(損切注文)は、窓あきが発生すれば、価格を飛び越して、月曜の開始価格で決済される。
しかし、新規注文で設定した価格は、窓あきに関係なく、設定した価格で注文が通る。
という結果でした。
なかなか、ややこしい話になってしまいましたが、OCO注文を多用する方なら覚えておいて損はない内容かと思います。
少しでも参考になりましたら幸いです。