こんにちは、FXさちおいくんです。
FXの相場心理を読み解く勉強会8回目です。
前回は、隠れたトレードしやすい通貨ペア「ユーロポンド」をご紹介しました。
そして、ユーロポンドの実際のチャートを用いて相場心理を解説しました。
今回は、チャート上でヘッジファンドが初心者を無残にも狩り取っている場面を取り上げています。
そのチャートとは、レンジ相場が多く安定感がある「ドル円」のチャートです。
では、相場心理と相場状況を解説していきます。
相場心理の基本的な考えは同じですので、理解できればドル円以外でも応用が利きます。
相場心理は、どんな通貨ペアでも、どの時間足でも効果を発揮する万能武器ですので、相場心理の習得は、FX上達の近道です。
億トレーダーを目指すなら、相場心理を読み解く力をつけることが必須条件となります。
相場心理とは?
まずは、簡単に相場心理の説明をします。
チャートは、価格の上がり下がりで形作られていきますが、
相場のトレーダーの心理が影響して価格が上がったり下がったりしています。
心理の偏りで「買い」が多いと上がり、「売り」が多いと下がります。
つまり、相場心理が分かると価格が上がるか下がるか分かるというわけです。
画像1「USDJPY1時間足」
実際のチャート画像を載せますので、なるべく沢山のチャートを見て相場心理に慣れていきましょう。
解説の文章内には、分かりやすくするために
- 「初心者」・・・狙われる人
- 「プロ」・・・狙う人
という意味で、上記の言葉が頻繁に出てきます。
今回お伝えしたいことは、「塩漬けは、狙われることが多い」ということです。
塩漬けとは、含み損のポジションを持ったまま解消できずに保有し続けることを言います。
含み損を抱えている状態は、よく狙われることが多いということを覚えといてください。
さっそく、今日のチャート画像です。
③番で、ストップ狩りをした人の気持ち
下の画像は、2019年1月頃のUSDJPY(ドル円)の1時間足です。

では、解説にいきます。
上のチャート画像は、FXをされている方なら記憶にあるかもしれませんが、2019年の年始早々に発生したドル円の暴落です。
このチャートからなぜこのような値動きになっているか、トレーダーの皆さんはどう読み取るでしょうか?
着目するのは、③の長い下ひげです。
暴落した次の瞬間、元の価格付近に戻って長い下ひげを形成していますので、
ヘッジファンドなどの大口投資家が、ストップ狩りをおこなった分かりやすいチャートです。
プロは、含み損を抱えている人がどのくらいいるかは、当然のように把握しています。
今回のような、大きな下降トレンドでは長期間下がり続けていますので、
途中で買いポジションを持ったトレーダーは、みんな含み損をかかえています。
下降トレンドの際に①→②という、少し反転するような値動きが発生すれば、反転したと判断して買いエントリーをする初心者が少なからず出てきます。
そういう早とちりした人がいないか、プロはよく見て狙っていますので、
こちらもそういう少し反転したような値動きが無いか確認して備えましょう。
見つかれば、買いエントリーは我慢です。
大きなトレンドほど、少しの反転程度ではトレンド転換しませんので、安全を取るならば様子見が正解です。
では、なぜ含み損を抱えた人の方が多いと読み取れるのか?
人間が元々持っている感情というのは、損失を先延ばしに、利益は早く確定したいという風にできていますので、
自然と相場をマクロな視点でみると、損失を抱えている人の方が、利益を伸ばしている人より多いということになります。
レンジ相場では、ポジションを解消できるチャンスが多いですが、
トレンド相場では、含み損はどんどん膨れるばかりです。
解消するチャンスがほぼ無いに等しいので、含み損を持ち続けている初心者が時間とともに増えていくということです。
プロは容易に価格を戻そうとせずに、さらに損失方向に価格を動かして、ストップを刈り取ろうとしてきます。
上と同じ画像です。文章と照らし合わせやすくするため何度も表示しています。

含み損を抱えているトレーダーの含み損を狩り終えたので、長いひげを付けて上昇しています。
その値幅は、ヒゲだけで約200ピップスあるので相当な値動きでした。
長い下ひげが出来て、すぐ上昇しているということは、大口投資家が初心者を狙って、売りを入れて下がったあと買い戻したということになります。
これは、ファンダメンタル的な要因で下がったのでは、ないのか?という意見があるかもしれません。
僕は、ファンダメンタルは全く気にしていないので、下落の理由になったかは判断できませんが、大口投資家が大量の売りを入れたことは確かです。
チャートの形状は、すべての事象を内包すると言われるように、僕はテクニカル分析専門で、ファンダメンタル分析は一切利用していません。
むしろ、個人が行うトレードにファンダメンタル分析は利用できないと思っています。
仮にファンダメンタル的な悪材料により、暴落したならばもう少し底値でレンジを形成すると思います。
今回のような相場では、大きな下降トレンドの最中に逆張りは注意してください。
トレードをするならば、暴落を確認したあとがベストです。
この時トレードするとすれば、底値付近で買いエントリーがおすすめです。
ロット調整とタイミングを見計らえば、怖くありません。
もし、自分のポジションの方向と逆のトレンドに捕まってしまったなら、なるべく早くポジションのロットを解消していきましょう。
僕なら、次のいずれかで対処します。
- 少しずつ損切(部分決済)
- 両建て
- ナンピン
具体的な方法は、別の機会で。
まとめ
今回は、USDJPY(ドル円)の1時間足のチャートを使って、相場心理と相場状況をご説明しました。
基本的に、FXは稼ぎたいという欲望を持っている限り勝ちにくいマネーゲームです。
FXでメンタルが重要と言われる理由は、人間には本能的な欲求があるので、気持ちをコントールする必要があるからです。
しかし、FXで勝てるメンタルの使い方を覚えれば、そんなに難しいことではありません。
これからも、プロに狙われないメンタルの習得方法とトレードに活かす方法など、
真面目に相場心理について解説していきますので、参考にしてみてください。
相場心理は、慣れると意外と簡単だったと感じる時が、必ずやってきます。
相場心理を用いた分析方法は、ラインを引いたりインジケーターを見たりなどめんどうなことが必要ないので、短時間で分析できて効率的です。
以上、実際のチャートパターンを用いた相場心理の解説をさせていただきました。
少しでもFXを勉強している方の参考になれば幸いです。
それでは、次回の相場心理勉強会パート9にて、もしお時間ありましたらどうぞ。